2007年4月1日に、亡くなった彼の所属するクラブ「M&MARVELOUS」のクラブ葬が、
4月15日に神奈川県厚木市の
「ディトリップ」
というお店で、執り行なわれる事となった。
この日のクラブ葬の事は、事前に知らされていたので
先週の休日に、少し前からバテ気味だった「バッテリー」とミッションオイルを、交換しておいた。
最近は私自信も、あれこれ忙しく、ビュエルに乗る機会も少なくなっている。

泊まり掛けのツーリングもメッキリ減ってしまった。
もっぱら、「ダックス」で近所をプラプラするか、
「ビュエル」で伊豆箱根辺りまで、日帰りツーリングに行くか、
そんな感じの単車との「付き合い方」になっている。

忙しいというよりも、私自信がフケたという事か?
私も「モーターサイクルクラブ」なるモノに所属している。
元々は3名で立ち上げたのだが、他の2名は既に単車を降りている。
そんな訳で、現在私一人のクラブ。だから好き勝手にヤッている。
久し振りに、クラブカラー入りの革のベストを羽織ってみる。
ミョ〜に重く感じる。やっぱり歳か?
ハーレーに乗っていた頃は、夏は黒Tシャツに革のベスト、
冬は革製ブルゾンにベストという、定番の「バイカースタイル」で、あちこち走ったものだ。
現在の愛車「ビュエル」に乗るようになってからは、革素材のウェアーを着る事も無くなった。
最近は、流行りの「ゴアテックス」とかいう、ハイテク素材のウェアーに、ハマッている。
東京都世田谷区にある
「風魔プラス1」というお店で購入した。
これがとても軽いし、動きやすいし、以前着ていた革製のブルゾンとは、比較にならない程に暖かい。
15年程前に、東京の三鷹にある「東京ベルト」という店で購入したブルゾンも有るのだが、
ここ3年位は「タンスの肥やし」になってしまっている。
当日の待ち合わせ場所は、高速道路のパーキングに午前9時。
天気も「まずまず」と、いったところか。
自宅から最寄りのインターチェンジで高速に入る。
少し時間に余裕があったので、インターチェンジ先の駐車スペース
(と、私が勝手に言っているだけで、たぶん駐停車禁止場所)で一服していると、
何やら懐かしい音がする。
発券機の方を見ると、カワサキ「Z750」、後ろには奥さんらしき女性が乗っている。
「高速道路も二人乗り出来る様になったンだなぁ。」
「カワサキいいなぁ〜。」なんて思いながら、パーキングに向かって走り出す。
到着すると、いつもお世話になっているモーターサイクルクラブ
「雷鳴旅団」「ハーバーシティーライダース」「ナイツ」のメンバーが既に待っていた。

ヘルメットを脱いで彼等の方に歩いて行くと、先程の「カワサキ」がパーキングに滑り込んで来る。

よくよく見ると「雷鳴旅団」の藤田さんとその奥さんだった。

藤田さんとは、17年来のお付き合いになる。

20年近く乗り続けているショベル時代の「FLH」と、カワサキ「Z750」を所有している。
私などは足元にも及ばない「オトキチ」なのだ。

てっきり「FLH」に乗って来るかと勝手に思い込んでいたので、
先程は藤田さんだと気付かなかった。

「今日は何でZなのぉ〜?」と聞いてみる。
何でも、亡くなった彼に「Z750」を見せる約束をしていたのだが、
突然の不幸でその約束も叶わなくなってしまった。
その彼との「約束」を果たす為、今日のクラブ葬には「Z750」で行く事にしたそうだ。

定刻に出立。
途中、何度か仲間と合流しながら、予定通り厚木の「ディトリップ」に到着した。
既に駐車場には、もの凄い台数のバイクが、ズラリと並んでいた。
私達の到着後も、途切れる事なく彼の「仲間」が集まって来る。

受付を済ませて「ディトリップ」の店内に入ると記帳台が設けられ、
奥には、彼の愛用した楽器や革ジャン、ツーリング先でのスナップ写真など、
彼を偲ばせる品々が展示されていました。

「M&MARVELOUS」のメンバーさんが中心になって、セレモニーは進み、
最後に、彼が亡くなった午前11時45分に合わせて、
各々のバイクで「アクセレーション」をして、セレモニーは終了しました。

人を思いやれる優しい心と、謙虚な気持ちを持った人。
そんな彼の「人なり」が、参列された「彼と同じ心持ちの方々」とお会いして、
垣間見れました。
あの日から、
彼の笑顔を見る事も、
言葉を交わす事も、
叶わなくなりましたが、
日常を笑顔で過ごす事、なにより「幸せ」である事が、
私なりの彼への「供養」と信じます。
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