年が明けて1ヶ月が過ぎました。
例年の2月といえば、1年のうちで1番寒い時期なのでしょうが、
私の住む神奈川県は、妙に暖かい日々が続いています。

ここ何日かは、暖房器具を使わなくても支障のないくらい暖かいのです。 暫く雨も降っていないし・・・。
私は大の温泉好きで、毎年この時期には伊豆辺りまで、足を伸ばします。
前日の夜に家を出て、目的地近くのコンビニなどで、食料を買い込み、
「道の駅」などで腹を満たして、車中泊です。
当日は、午前中から近くを散策したり、旨いモノを食べたりした後、
日帰りの温泉施設でゆっくりして、夕方の帰宅ラッシュの渋滞を避け、帰路につく。
こんな過ごし方が、通例なのです。
しかし、今年はというと「温泉」が恋しくならないのです。
それくらい暖かいのです。
日常生活の中でも「地球温暖化」は、ハッキリと感じ取れるほど、
深刻な問題になってきている。と、いう事なのでしょうか。



家庭で出来る温暖化対策はヤッているつもり、ではいます。
例えば、風呂の残り湯の再利用とか、電気のスイッチは小まめに切るとか。
でも、私は毎日往復100キロの通勤手段に、車を使用しています。
1日に1000円分のガソリンを消費して、1ヶ月に約3000キロは走行しています。
私の車の燃費は、通勤などで1リットルあたり約15キロ位走行できる。
ハイブリットなどの「エコカー」には及ばないものの、
ガソリンの消費量は少ない方だと思う。
タイヤ空気圧の設定や、アイドリングストップ、加速時のアクセルの踏み方などにも、
気を使っているつもりなのですが・・・と、「青い地球」に「言い訳」をしてみたりする。



昨日から、泊りがけで二人の子供たちが遊びに来ている。
二人とも、流行りの「DS」とかいう持ち運びできる携帯ゲームにハマっている。
お兄さんの方は、最近パソコンを買ってもらって、ネットゲームにハマっているらしい。
昨晩も遅くまで、私のパソコンを占領していました。
昨晩は全員で夜更かしした為、遅めの朝食となりました。



先日見つけた、三崎の「駄菓子屋さん」を「餌」に、
子供たちを外に連れ出す事にしました。
「車で行くの〜?」と、子供たち。「バスと歩きだぞぉ!」と私。
「えぇ〜」。子供たちと奥さんから、ブーイングの嵐っ!
ゲームにハマっている子供たちには、普段の運動不足解消の為。
毎日ガソリンを使っている私は「温暖化対策の一環」と「ダイエット」の為。
そして奥さんは道連れ(爆)!。



穏やかな冬の午後、畑のあぜ道をテクテクと歩いて行く。
すると、形が悪くて出荷できないのか、捨てられた大根を見つけました。
この冬は、暖冬の影響で野菜の出荷量が増えて、価格が下落した。
出荷すればするだけ、農家さんは「赤字」に陥る事も有った様なのです。
これも地球温暖化が影響しているのか?
この「捨てられた大根」を見て、
「形が悪くても食べられるのに、もったいないなぁ」と思ったりするのですが、
自分がスーパーや八百屋さんで野菜を品定めをする時、
最初に気にするのは、やはり「形」や「鮮度」ですね。
この「形の悪い大根」が、他の大根と陳列されていたら、
私は、形の整った他の大根を購入しているに違いないのです。






歩きながら、そんな事を考えていると「まだ着かないのぉ〜?」と子供たち。
足元を見ると「オオイヌフグリ」が小さな花を咲かせていました。
菜の花も綺麗に咲き誇っておりますぅ〜。
「春ですねぇ〜」ン?ンンっ!ってか、まだ2月の初旬なんですよねぇ〜!






そういえば1月の終わり頃、居間でテレビを見ていたら、
小さな虫が私の目の前を「ブ〜ン」と横切ったので、
反射的に「パチン」とヤッたら「蚊」でした。
セッカチな性格の持ち主なのか、人間様の生き血を求めて早出出勤かっ!?って、違いますぅ〜っ!
暖かい冬を、春と勘違いして、出て来てしまったンですかねぇ。
去年、我が家では11月くらいまで「蚊取り線香」が活躍していました。



地球温暖化の影響をモロに受けて、海面の上昇により洪水や海岸浸食が進み、
全ての国民が、他国に移住しなければならない。
そんな危機に直面している、南太平洋の島国「ツバル」。

私は日常生活の中で、当たり前の様に化石燃料を消費しています。
ツバルの人々が生活する「国」が、世界地図から消えかかっている。
そんな事を考えていたら、ちょっとヘコんじゃいました。









道草しながら、1時間位歩いたでしょうか。
お目当ての「駄菓子屋」さんの近くの漁港まで、辿り着きました。
「足が痛いよぉ〜!」と、子供たち。「商店街まで、もぅ少しだぁ〜、ガンバレ〜!」と奥さん。

駄菓子屋さんに着いたのは、午後3時頃でした。






子供たちには、初めての駄菓子屋さんです。
先ほどまで「もぉ歩けない〜」などと言っていたのが嘘の様に
「これ何?」「どぉヤッて食べるの?」と、お菓子に興味津々です。
子供たちが小さな買い物カゴに、お菓子を入れていきます。
私も入れる。カゴはアッという間に、いっぱいになりました。
本日の、お買い上げ金額1300円也!
<





店を出て、腰を下ろせる場所を見つけてました。
子供たちは早速「ワタアメ」や「練りアメ」を頬張ります。


















一通りのお菓子を食べて、歩き出します。
時間は午後4時を回っていますが、まだまだ暖かいのです。
トコトコと歩いていると、何やらカラフルな「ビラ」を貼った店が、目に飛び込んで来ました。
「マグロの貫太郎」なるこのお店、どうやら、マグロの専門店のようです。
「とろまん」と書かれた大きな「のれん?のぼり?」が、ダイエット中の私に
「寄って行きなはれぇ〜、食べて行きなはれぇ〜」と、誘ってきます。
この「とろまん」、三崎の名物としてかなり前に商品化されていたのですが、
今まで食べた事はありませんでした。見た目「肉まん」で、中身がマグロなんです。
店に入って声をかけてみると、なんともいいキャラクターのご主人登場(笑)!!
「今造るから中で座って待ってなぁ〜!」いきなり友達感覚です。
中には、6人掛けのカウンターテーブルがあり座っていると、
「待ってる間にこれでも喰ってなっ!」と、出されたのが「マグロの剥き身」です。
一口頂くと、やっぱり三崎のマグロって、旨いンですよねぇ〜。
そうこうしていると「これも食べてみな!」って、マグロの刺身が出てきました。
あのぉ〜、私ら250円のとろまん4個注文しただけなンですけど・・・、
こんなにサービスしてくれちゃって、赤字じゃないの?って、心配しちゃいます。






アツアツのとろまん(写真撮るの忘れました)も出来上がり、モグモグしていると、再度ご主人登場!!
これから約30分、ご主人の独演会の始まりですぅ〜!!
「サザエの角はどうして有るのか?」から始まって「旨いマグロの見分け方」
「環境問題」「戦争」そして、ご主人の生い立ちまで・・・。
あっという間の30分でしたっ。そうなんです、話が面白過ぎるンですぅ!
子供たちには、ご主人手作りの「ブドウのシャーベット」まで、サービスしてくれました。
帰りにマグロの刺身を購入しました。同時に今夜のおかずは、マグロの刺身にまりました。
以下のチラシは、ご主人自らがパソコンで作ったそうです。
マグロの正しい解凍の仕方などが紹介されています。
参考になれば。


















inserted by FC2 system