サンバー号のオーナーになって、もうすぐ2年になろうとしています。
購入してから、「通勤、買い物、釣り、旅行、キャンプ」と、大活躍のサンバー号なのです。
昨年の夏、サンバー号では初めてになる「ファミリーキャンプ」に、出かけました。
当日は、ウチから2名、知り合いの家族が4名のあわせて6名の参加になりました。
知り合いの所有する車は、普通のセダンタイプで、キャンプ道具を積むスペースが有りません。
3週間程前に道具を預かり、私のサンバー号に乗せていく事になったのです。
我が家の家族構成は、私と奥さんの2人と猫1匹。
これまでも、アチコチ旅行に行きました。
サンバーの後部荷室に、シングルサイズのお布団をひいて車中泊。
サンバーの荷室幅は、カタログデータによると1320mmあるので、
シングルサイズのお布団をひいても、約300mmほどの余裕があるのです。
その余ったスペースに、2人分の荷物を置いても、充分な就寝スペースを確保する事が出来ます。
ちなみに、荷室のお布団はウチの奥さんの「お気に入り」です。

しかし、6人分のキャンプ道具を積んでいくとなると、今までと同じ様には行きません。
キャンプ当日の2週間程前に、荷物を仮に積んでみたのですが、
就寝スペースを確保する事は出来ませんでした。
急遽、「ルーフキャリア」と「ルーフラック」を購入しましたが、
最大積載量が、なんと30キロ・・・−−;。原付かっ!
なるべく、軽くてかさばる様な物を選んで、ラックに載せました。





何とか、1人分の就寝スペースは確保したものの「ウナギの寝床」状態(笑)。
奥さんからは「寝返りが打てないっ!」と、大ブーイングでした。
私に至っては、運転席シートはリクライニングすらしない状態で、辛かったです。
今年は4月にキャンプの予定があるので、それまでに荷物を積む「スペース」を、
造っておかなければなりません。

近所のホームセンターで買い物をしていると「イレクターパイプ」なる物を発見しました。
説明書によると、様々な形状の「継ぎ手」でパイプとパイプを繋ぎ合わせて、
「棚」や「台」が造れるなどと書かれています。
担当の店員さんにも話を聞いてみましたが「組み立ても簡単で丈夫で軽い」
という事でした。
よしっ、コレ使ってみようっ!!
私の場合、普段は燃費を考慮して、なるべく荷物を載せない様にしています。
遠出の際には、お布団をひきます。バイクが壊れたら載せて、運びます。






いろいろな使い方を要求されるサンバー号なので、荷物を積む為のスペースを造るのであれば、
元の状態に戻す事が出来る仕様にしておかなければいけないのです。
キャンプ道具を積む時だけの「仮設仕様」ですね。

1週間ほど、カタログと「にらめっこ」。部材を吟味した後、購入。
休日を利用して、DIYしてみます!





私は、後部座席は取り外しています。
同乗するのは奥さんくらいなので、必要ありません。
座席を折りたたんだ状態で、後ろの荷室スペースは「フルフラット」になります。
座席を取ると、役18cm程の段差が出来てしまうのですが、その空いたスペースに
同じくらいの高さの「プラスチックボックス」を2個並べて置いています。
このボックス、体重90キロの私が乗ってもビクともしません。
普段は、スペアの電球や車の手入れ道具、細かいキャンプ道具などが入っています。




サンバーの後部座席の下には、15cm程の「隙間」が有ります。
私は、この隙間に工具やブースターケーブル、非常停止版などを入れています。
旅行の時などは、履き替え用の靴や猫の餌なんかを入れておきます。
しかし、15cmの隙間では、入れておける物は限られてしまいますね。
そこで、この後部座席が鎮座している「スチール製の板?」を取っ払い、
購入したイレクターパイプで、30cm程の隙間が出来る様に、工夫してみたいと思います。


まずはスチール製の板を取ります。
12mmのナット、2本で止まっていますので、簡単に外せます。
この状態で、荷室の前部と後部で約18cmの段差があります。





今回、細かい道具などを収納する入れ物として、
高さ24pのプラスチックボックスを選択しました。





このボックスが入る「隙間」を、造っていきます。
他にも、この隙間に入れるかもしれない、テントやタープ、バーベキューコンロ、
折りたたみ式の椅子など、一通りの大きさを測ってみましたが、すべて24p以下でした。

まずは、パイプの切り寸を測っていきます。
この「イレクターパイプ」は、専用の接着剤でパイプと継ぎ手を繋ぐので、
間違えて組み上げてしまったら、修正は出来ません。





寸法を測ってパイプを切ったら、仮に組み上げてみます。 今のところ、イメージ通りに進んでいます。




そして、接着していきます。 土台になる部分が出来上がりました。




そして、隙間を造る「高さ」の部分のパイプを切って、接着します。
この時、パイプの長さを切り違えましたが、接着する前に気づきました。
再度、切り直しです。予定より時間が、かかちゃいました。






土台の部分と、同じ寸法でパイプを組み上げ、接着。
これで、荷室の前側部分の完成です。
そろそろ、日が傾いて来たので、今日はこれまでとします。








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